坂越湾(兵庫県)

坂越の牡蠣は坂越の牡蠣!

電車でのんびり坂越駅へ。お~、のどかだ・・・。お隣の赤穂は塩や赤穂浪士で有名なところだよ。

電話で「ついたよ~」っと。生産者さんが迎えに来てくれた。

坂越の牡蠣は、相生でもなく赤穂でもなく、坂越湾の牡蠣!

川の流れを見ると、湾内には川は流れ込んでいないよ。

50mちがうと全く違う牡蠣になるからね。

海には千種川と山の伏流水が湧いていると考えられるよ。

プランクトンは豊富だ。

 

ちなみに、兵庫県の牡蠣の生産量は日本で4番目。

 

ちょっとお話をした後に、筏に連れて行ってもらえることになったよ。行ってきます。



筏へ

船を出してもらってで筏にいく。湾内はとても穏やかだよ。途中では恒例の海水の味チェックをするのだ。

う~ん!塩分濃度は高め、溶存有機物も多いよう。

 

牡蠣筏にとうちゃーく。たくさんの筏が並べられているね。各生産者、やっぱり手入れの仕方や作り方がちがうよ。だから味もちがうんだよね。 



カゴの牡蠣、こんな感じ

クレーンでカゴを上げてもらったよ。

 

カップが深くなって身が入りやすいのも特徴だね。

付着物が多いので、ずいぶん栄養が多いのだろう。

坂越の牡蠣は時期がくると身のつまり具合がすごいよ。

 

 当たり前だが同じ海域でも、生産者によって育て方がちがう。ぼくのお付き合いしている生産者の牡蠣は美味しいし、検査基準も「OJ生食」をクリアしていて安心して食べられるよ。

 

水揚げしてからの工程も大切で、付着物が付いたまま生産地から送られると、それから悪臭がすることがある。殻の掃除も大切なのだ。

 


牡蠣の稚貝

ちょうど、牡蠣の稚貝をロープに挟み込む作業をしているところで、見せてもらったよ。

カルチ板(ホタテ貝の殻)に、稚貝を付着させたものを、ロープに挟んで、筏から海に垂下するのね。

これを「カルチ式の垂下式養殖」というんだよ。

 

見ての通り、乾かしても牡蠣は元気に生きているんだ。



関係ないんだけど、「亀の手」って知ってる?この辺、亀の手がたくさんくっついていて、これ塩ゆでにして食べるとめっちゃ美味しいの。

前に都内で牡蠣イベントをしたときに、もって来てもらったんだけど、「きもちわる~い、でもおいし~い♪」と大好評だったよ。

で、亀の手の写真撮り忘れたよ、めんご。



美味だよ

坂越牡蠣をつかったお料理を食す!生、フライ、蒸し、照り焼き、お吸い物( ^ω^)・・・美味しいです。ちなみに岩牡蠣もアミノ酸の甘味が多いのが特徴。

 

<赤穂に行ったらおすすめのお店>

「かましま」牡蠣屋さん。坂越の牡蠣が食べたかったらここ。

「BarTimShel」ぼくの彼氏のいくちゃんのお店。

「玩具博物館」昭和にもどれます。外観のインパクト!!

 

じゃー、またねー。

 

KakiMeister Daisuke-Kun