生食用かきとは、法律ではなく本来の意味でいうと「生で食べても食中毒にならない牡蠣」だと思う。
これを定量的に表さないと基準にはならない。
この基準が①一般細菌数②e-coliの数値だ。
一般細菌数1g中50,000以下
e-coli100g中230以下
(むき身の場合は腸炎ビブリオも)
ノロウィルスは検査項目になく、各漁協や生産者の自主検査に任せられている。
検査方法にも基準はなく陽性か陰性かの判定を消費者が気にするしかない。
「沖合で育てた...」や「河口付近では...」という判断基準があるらしい、と聞くことが多いがこれは広島県が条例で決めた海域指定の話で、ほかの産地の牡蠣に当てはまるものではない。
河口付近でも菌が少ないところも、もちろんある。
滅菌海水で減菌処理しなくても生食基準を満たしている海域もあるのだ。
番組を作るときや記事を書くライターの方が、正確に内容を作ってくれたらいいなぁと思います。
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