現代表の経営していたFlavio(閉店)にて、食中毒が発生。牡蠣が原因ではなく料理長がノロに感染したまま営業に従事していたことによるもの。本人は発症せず、まったく症状がなかったため(不顕性)、来店者が発症するまで気が付かなかった。
検便検査をしていたら、もしかしたら気付けたかもしれない・・・、もちろん毎日検査をすることはできないので可能性の問題ではあるが。
牡蠣がきれいな海で育てられ、検査を通っているかどうかが確認できること、そして調理従事者の定期的な検査がなされていることを掲示するなど、明確な衛生基準が必要と考えOystersJapanは創設された。
・細菌群、e-coli、ビブリオの検査票掲示
・ノロウィルス検査票掲示
・検便検査の結果掲示
・手洗い場が冬場温水であること
・手洗いの後にウィルスを手に付けないような店舗レイアウト
・トイレの殺菌清掃
等の項目によって、「持ち込まない・持ち込ませない・拡散させない」ような行動方法を広め、美味しい牡蠣を安全に食べることができるように活動していく。
また食べるときに、お店にウィルスを持ち込まないように気を付ける必要もある。
牡蠣は特殊な食材で、どんなに新鮮でも海によって汚染されている場合がある。
浄化処理の方法や県によって条例が様々であるため、間違った知識が蔓延しているのが現状。
たくさんの人に、安全に美味しく、そして楽しくなるような知識を広めていくこともまた、OystersJapanの創立目的である。